予備試験の短答、初受験体験記、東京会場【20240714】

2024年の司法試験予備試験、短答式試験を東京で受けたので、受験体験記を書きました。

前回の択一六法の記事に続いて、予備試験を受けてきたので感想を書きます。

択一六法は公式で買うのが最安でおすすめ【司法試験予備試験】

 

これから予備試験を受ける方は参考にしてください。

 

※追記 合格してたので勉強法を紹介する記事を書きました。

予備試験の短答に8ヶ月で安く合格した勉強法【スタディング、択一六法】

 

論文試験受けてきたので受験体験記書きました。

予備試験の論文、初受験体験記、東京会場【2024】

会場 日本大学商学部

当日は豪雨予報でしたが、小雨になったのは幸いでした。

ただ、暑さとジメジメした湿気でテンションはめっちゃ低かったです。

 

会場が日大だったのですが、駅からのアクセスが微妙でハズレ会場だった気がします。

 

入口の門に伊藤塾の呉先生が立っていたのですが、僕も呉基礎本シリーズを持っていたので少しテンション上がりました。(笑)

伊藤塾生でもないのに、変なノリで会釈したら、呉先生も会釈してくれました。

落ちていたテンションが一気に回復して良かったです。

 

やっぱり試験だからといって真面目になりすぎず、イベントだと思って楽しんだ方が良いですね。

 

建物はキレイでした。

 

試験終了時はめちゃくちゃ混雑してました。

大学キャンパスから駅まで、受験生が列になっているようでしたね。

反省点、将来受ける方へのアドバイス

マークシートの対策不足

僕は法律の勉強を始めてからの約8ヶ月間、暗記することを重要視していました。

過去問も最低限はやりましたが、マークシート特有の対策が不十分だったと思います。

 

民事系はすべての選択肢の正誤がわからなくても、消去法を使うことで、ある程度は解答を絞ることができます。

しかし、僕は「ミスってはいけない」と思うあまり、慎重になり過ぎました。

すべての選択肢の正誤がわからないと間違えると思ってしまったのは失敗でした。

 

今思えば、確実に正誤が分かる選択肢があれば、それを中心に考えていった方が時間的にも確率的にも効率が良かったです。

受けるかは分かりませんが、来年以降も受けるなら活かしたい教訓ですね。

会場の部屋で電子機器は使用不可

タブレットなどに情報をまとめていても、会場の自分の席では見ることが出来ません。

部屋から出ればOKですが、あまり移動したくなければ紙媒体を持っていっても良いかもしれません。

昼食、飲み物

昼食や飲み物を買うなら、家の近所か途中のコンビニで買いましょう。

試験会場の最寄り駅近くのコンビニに行きましたが、受験生でめっちゃ混雑してるし、おにぎりなども品切れが多かったです。

試験の開始時間

僕は今回初めて受検したので、少し勘違いしていたのですが、受験票に書いてある集合時間に会場に居なくても問題ありません。

というか着席時間を過ぎてから来る人も普通に居ました。

来年はもう少し遅めに行こうと思いました。

当日の雰囲気

会場に入ってみて、年配の方がそこそこ居るんだなと思いました。

予備試験は法科大学院に進学予定の大学生がほとんどなのかなと思っていたので、結構意外でした。

 

あと予想していたよりも会場に悲壮感はなかったです。(笑)

僕は荷物になるので、当日も参考書などは持っていきませんでしたが、直前まで勉強をガリガリやっている人はそんなに多くなかったです。

 

落ちたら人生終わりみたいなオーラの人はいませんでしたね。

初受験の感想(各科目)

自己採点した結果で多かった点数を横に書いておきます。

※追記 正解が発表されたので、自己採点と違った科目はかっこ書きで点数を書いておきます。

公法系 36(42)

憲法 20 (24)

最初から期待していなかったのですが、やはり判例の知識はややこしくて苦戦しました。

見解問題も、どっちでも読み取れるような気がして最後まで確信は持てませんでした。

 

行政法 16 (18)

マジでよく分かりませんでした。

勉強始めたのが試験の一ヶ月前だったので、行政法は明らかに準備不足でした。

民事系 68

民法 22

物権の知識が曖昧で間違えました。

総則、債権はミスなしだったので、そこまで悪くなかったです。

 

商法 20

暗記量は多いですが、問題の問われ方自体は簡単だと思います。

自己採点の時に見直してみると、知っている知識で解けた問題ばかりだったのに、本番で解けなかったのが残念です。

 

民事訴訟法 26 (23)

伊藤塾以外の採点では一番よく出来ました。

そこまで得意だとも思っていなかったので驚きました。(笑)

刑事系 44

刑法 20

問題文を読んで解くまでのスピードをもっとあげないと、時間的な余裕がなくてキツかったです。

 

刑事訴訟法 24

1か2で答える問題が部分点すらもらえませんでした。

どう考えればいいのかもよく分からなかったので、正確な知識を身につけていきたいです。

一般教養 27

英語が半分合っていて9点。

後は人文科学とか経済でなんとか15点取れました。

15~18点取れれば良いと思っていたので、上振れましたね。

自己採点

結果が来たら記事にしますが、一応自己採点してみました。

アガルートなどでも自己採点したのですが、見た目が分かりやすいので伊藤塾と辰巳法律研究所さんで自己採点してみました。

 

結構違いますね。

伊藤塾 172点

辰巳法律研究所 177点

 

アガルート基準だと171点なので、予備校の間でも完全には一致しないみたいですね。

ギリギリ合格最低点は超えたかな?という微妙な点数でした。

 

※追記 正解が変更されて辰巳も172点になりました。

 

※追記 実際は178点でした。

自己採点と6点違ったので、ぶっちゃけ予備校の解答速報は当てにならないですね。(笑)

点数や勉強法の詳細はこちらの記事からどうぞ

予備試験の短答に8ヶ月で安く合格した勉強法【スタディング、択一六法】

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