予備試験の論文対策に1冊だけで国際私法を買ったのでレビュー【第四版】

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司法試験予備試験の論文対策で1冊だけで国際私法を買ったのでレビューします!

 

 

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一冊だけで国際私法の特徴

この本は全部で533ページありますが、146ページまでが趣旨規範ハンドブック、147から502ページまでが司法試験と予備試験の過去問になってます。

前半は辰巳の趣旨規範ハンドブックのように、条文の趣旨や規範、定義が載ってます。

後半は平成18年から令和5年までの司法試験の過去問、予備は令和4.5年の過去問が載ってます。

 

一冊だけで、という名前通り、国際私法の基本的なインプットと過去問演習ができるようになっています。

今年の予備の論文はアガルートの基礎講座を周回して、一冊だけで国際私法を参考に過去問を5年分やって受けました。

良いところと微妙なところ

趣旨規範ハンドブックを読んで約10年分の過去問演習をしてみたので、感想を書いていきます。

良いところ

約5千円で基礎的なインプットから過去問演習ができるのは非常に良い点です。

司法試験予備試験に関連する書籍はどれも高く、一冊だけでインプットと過去問演習ができる書籍は少ないです。

微妙なところ

過去問の再現答案のクオリティが微妙だなと思いました。

再現答案なのでしょうがないのかもしれませんが、法律はもちろん、日本語的に明らかに間違いと思われる記述があったり、編集者からのコメントで〇〇に言及すれば良かった、〇〇をもっと詳しく書けばもっと良かった等と書いてあるのを読むと、「じゃあ最初からそれを全部入れた模範答案だせよ」と言いたくなります。

 

そもそも司法試験予備試験で模範答案ではなく、わざわざクオリティの低い再現答案を読む意味がわかりません。

再現答案読んでも、間違った考え方や書き方を覚えてしまいそうなので、読むメリットがないなと感じました。

ここに関してはアガルートを中心にしていきます。

 

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