2024年の司法試験予備試験、論文式試験を東京で受けたので、受験体験記を書きました。
これから予備試験を受ける方は参考にしてください。
短答の受験体験記はこちら
法律の勉強始めて8ヶ月で短答に合格した勉強法の記事はこちら
会場 ベルサール日本橋
都心にあるので交通アクセスは良かったです。
というか短答の日大の会場は明らかにハズレだったと思う。
今回は初日に呉先生、2日目に伊藤真先生、岡口先生、伊関先生が立っていて入口で応援してくれていました。
僕は伊藤塾生ではないのですが、YouTubeでしか見たことなかった人達に会えたので、なんとなく得した気分です(笑)
試験終了時は順番に退場したこともあって、前回よりよほど混雑がなくて快適でしたね。
複数の駅から近いので、受験生が乗る路線がバラけていたのも良かったです。
欠点
ほぼ唯一の欠点はトイレが少ないことですね。
休憩時間などは男子トイレでも長蛇の列ができていました。
初受験の感想(各科目)
僕の学習状況は、法律の勉強を始めて10ヶ月ないぐらいです。
短答対策しかやってこなかったので、論文の書き方もほぼ分からない状態で玉砕してきました!!
論文対策を全くしていなかったので全科目ボロボロでしたが、実際に試験会場で本番を受験できたことは、来年に向けて非常に良い経験になったとポジティブにとらえています。
一応自己採点というか、評価予想を書いておきます。
※追記 論文の勉強法で迷走していたので、論文処理手順を買ってレビューしました!
公法系
憲法 F
宗教関連の話だったので、似たような判例を思い出して適当に書きました。
任意加入団体なので強制加入より緩くなるみたいな税理士団体の判例を思い出しましたが、結局よくわからず2ページだけ書いた。
行政法 F
マジでよく分かりませんでした。
民事系
民法 F
書き方わからん。
商法 F
1ページ書いて終了。
民事訴訟法 F
1ページの半分書いて終了。
問題が抽象的な感じがして何書けばいいのかわからん。
刑事系
刑法 EかF
今回論文の書き方の勉強をしたのは刑法だけです。
論文は刑法からやるのがオススメ!という意見が多かったので刑法からやりました。
一応成立しそうな罪をあげて検討していって、なんとか3ページまでは書きました。
刑事訴訟法 F
どの条文を使う話なのかよく分からなかったので、判例で出てきたフレーズ思い出して適当に2ページ書きました。
条文は一個も書いてないので舐めすぎだと思います。
試験委員の先生ごめんなさい。
実務基礎
刑事 EかF
刑法の書き方をやったので、なんとなく延長みたいな感じで書きました。
3ページぐらい書きました。
参考書は刑事実務基礎の定石を4周読みました。最近改定されたのでオススメです!
民事 EかF
大島本を3周読んでいきました。
民法よりも問題数が多くて、正解しているかはともかく解きやすいかなとは思いました。
選択科目
倒産法 F
試験会場で初めて条文読みました。
まとめ
当たり前ですが短答受かっても論文対策しなかったら解けませんね(笑)
まず書き方が全くわからないので話になりませんでした。
来年に向けて論文対策頑張ります。
反省点、将来受ける方へのアドバイス
六法は持ち帰れます
試験で使える六法は終了後に持ち帰ることができます。
勉強を開始するときに六法を買うか迷っている方もいるかもしれませんが、僕は短答に受かればもらえることを知っていたので買いませんでした。
論文対策
知識的には理解できるものでも、書き方がわからないと論文は解けません。
知識と書き方を繋げる訓練を頑張ります。
書くのは疲れる&指が痛くなる
会場で初めて論文を書いたのですが、とにかく疲れる&指が痛くなりました。
初日はボールペンで書いたのですが、2日目は万年筆を持っていきました。
万年筆の方が力を入れなくてもサラサラ書けるので、僕は万年筆の方が合っていました。
安くてオススメの万年筆を紹介した記事はこちら
試験の開始時間
僕は今回初めて受検したので、少し勘違いしていたのですが、受験票に書いてある集合時間に会場に居なくても問題ありません。
というか着席時間を過ぎてから来る人も普通に居ました。
来年はもう少し遅めに行こうと思いました。
当日の雰囲気
会場に入ってみて、年配の方がそこそこ居るんだなと思いました。
短答よりも年齢層が上がっているのかな?というのが感想です。
短答は大学生っぽい方も結構いましたが、論文はベテランっぽい人の割合が増えた気がします。
ゴホンゴホンと咳をしている人がちらほらいましたが、そういう人に限ってマスクしてないのはマジで空気読んで欲しい。
短答の勉強で使った択一六法を紹介した記事はこちら