【激安タブレット】AmazonのFire HD 10が超良かったのでレビュー

Amazon Primeセールで買ったFire HD 10がようやく届いたのでレビューします。

結論言うとライトな使い方する人にはコスパ最高のタブレットでした。

スペックにそって紹介

スペックの詳細はリンク張っておくので、詳しく知りたい人はこちらを御覧ください。

https://developer.amazon.com/ja/docs/fire-tablets/ft-device-specifications-firehd-models.html?v=firehd10_2021

CPU MediaTek MT8183

型番で言われても伝わらないと思うので他のCPUと比較します。

ベンチマークのスコアは

GeekbenchがSingle 302 Multi 937

 

PCmarkが5227 で

僕が使ったことあるスマホだと、少し前に新品未使用で1万円で買ったGalaxy A21と近いスコアでした。

2020年の安いスマホと同程度なので、ゲームしなければ値段の割に使える印象です。

メモリ

僕が買ったのは10Plusじゃなくて10なのでRAMが3GB、ROMが32GBでした。

3GB、32GBはiPhone SEの第2世代とか前に使ってたAQUOS SENSE2と同じぐらいなのでYouTubeとかネットサーフィンするだけなら普通に動きますね

 

ストレージが32GBって少なく感じるかもしれませんが、microSDは最大1TBまで対応しているので問題ありません。

あと入れていない状態で押すとAmazonの商品ページに飛ばされるあたり商売上手ですね

ディスプレイ

安いので全く期待していませんでしたが、フルHDなので思ったよりめっちゃキレイです。

解像度も1920×1200なので、YouTubeで1080pの動画を見ても汚いっていう違和感はありません。

右はiPad mini4です。

 

2012年の第四世代iPadと2015年のiPad mini4と並べてみるとこんな感じです。

個人的に値段が6倍も違うとは思えない気がしますね、というか2015年発売なのにmini4は画質良いですね。

OS

OSはFire7です。

FireOSの7はAndroid9ベースなので、Android使ってる人なら使いやすいと思いますが、操作方法は難しくないので誰でもすぐに使いこなせるようになると思います。

上から出てくるメニューも12で変わりましたけど、9なので昔の並び方のままなのがちょっと懐かしいですよね。

 

スクショもAndroidと同じく電源ボタンと音量下げるで撮れました。

バッテリー容量

なぜかデベロッパー向けのサイトでもバッテリー容量は記載されていませんでした。

アプリで確認すると6,500mAhだったので、当たり前ですけどスマホと比べると多めですね。

明るさ最大でYouTubeを1時間見て80%から68%で12%減ったので、バッテリーはまぁ普通ですかね。

付属の充電器で30%から80%までの50%分充電したら2時間かかったので、容量が大きい分充電にかかる時間も長めです。

充電に時間がかかる分、一回充電したらしばらくは使えるっていうことですね。

 

一日一時間程度であれば2週間ぐらいは充電しなくても十分持っています。

重量は軽くて良い

本体が軽くて長時間持ってても疲れにくいです。

さっきの第四世代iPad、mini4と重さを比べてみます。

mini4 313g

 

Fire HD 10 457g

 

第四世代iPad 655g

mini4が一番軽いですけど、画面サイズが小さいので持った感じは結構ずっしりしています。

画面サイズが同じぐらいの第四世代と比べると約30%、200g軽いのでかなり軽く感じます。

ちなみに最新のiPadだと487gなのであまり変わらなくなっていて、単純に僕が持っていたのが古いから重かっただけですね。

 

Fireは背面が特に安っぽくて、キャンプで使うテーブルみたいな触り心地です。

安っぽいって言うと悪く聞こえるかもしれませんが、個人的にはうっかり落としちゃっても、傷つかなくて良さようと思いました。

iPad落とすと本体もそうですが、主にメンタルがヘコみますからね。

最初に設定すること

広告を非表示

最初にちょっとウザいと思ったのが触り始める時に毎回画面に広告が表示されることです。

ただこれは設定で簡単にオフに出来るので、気にしなくてもOK。

設定、アプリと通知、Amazonアプリにいって一番下の広告をオフにするだけです。

Google Playを入れる

FireタブレットはそのままだとAndroidアプリをインストールするのに必要なGoogle Playが使えません。

Amazonのアプリを使わせて、お金がAmazonの中でグルグル循環するようになっている代わりにタブレット本体が激安価格になっています。

しかし、抜け道もあってGoogle Playを入れることができます。

これはあくまで自己責任の作業になるので、壊れても責任は誰も取ってくれないので気をつけて下さい。

やることはとても簡単で4つのファイルをダウンロードして、ダウンロードした順番通りにインストールすれば、Google Playが入っています。

 

あとはAndoroidスマホと同じようにグーグルアカウントでログインすれば、アプリが自由にダウンロードできます。

さっきのベンチマークとかバッテリーを測定するアプリもGoogle Playから入れました。

注意点として、今年発売のFire7だとGoogle Playを入れることはできても、実際にアプリを動かすことができなくなっているようです。

AmazonがAndroidタブレットに改造するのを怒って対策したんでしょうかね。

良いポイント

値段

プライムセールとかのセールを狙えば10,480円に12%のポイント還元なので、実質は9,223円!

中国の爆発しそうな激安タブレットよりも安いです。

これだけ安いのでiPadみたいに過保護にならなくても雑に使えて良いです。

スマホとかタブレット買ったらケースも一緒に買うんですが、本体が1万円なのにケースと保護フィルムで3,000円ぐらいするのがちょっとおかしい気がしてFireは買いませんでした。

 

サイズ感が電子書籍読むのに最適

僕のFire HD10の一番の使い道が電子書籍を読むことです。

電子書籍読むだけならFireの他の端末、Kindle端末の方が安いじゃんって思った方もいるかと思います。

ただ、個人的にFire HD10ぐらいの画面サイズがないと、どうしても読みづらいと感じます。

 

僕が電子書籍を読んでいて、一番不満だったのが見開きを2ページに分けて見ないといけないことです。

例えば雑誌とかで2ページ使って横に長い一枚の画像が載っていた場合、画面が小さいと半分ずつ表示されるのが嫌でした。

 

さすがに10インチあると見開きでも1ページに収まってくれるので雑誌の写真とか特集が劇的に見やすくなりました。

あと、もう一つ良いこともあって1ページ当たりの文字数が多くなったのでページを更新する頻度が大分下がりました。

その分、文章に集中することが出来るので前よりも内容が頭に入りやすくなったと思います。

Google Play入れなくてもそこそこ使える

さっきも言いましたが、Fireタブレットは端末が安い代わりにAmazonのアプリストアを利用しないといけません。

僕は買う前に、Google Playを入れてAndroidアプリ使えるようにしないと結局触らなくなるかなぁと思ってました。

 

なんですが、YouTube TikTok Twitter Netflix DAZN Instagram とか多くの人がスマホで使っているであろうアプリはAmazonのアプリストアからインストール出来ました。

Google Playは入れたんですけど結局Kindle、YouTube、Prime Videoぐらいしか使っていないので、もちろん目的にもよりますけど、正直入れなくても問題なく使えるなぁと思いました。

微妙なポイント

SIMカードは入れられない

iPadとかAndroidタブレットにSIMカード入れて使う人もいると思うんですけど、FireタブレットはSIMカード入れるところがないので、Wi-Fiオンリーです。

田舎に住んでる祖父母に買ってあげようかなと思ったんですが、家にネット回線ないらしいのでやめました。

 

僕は家でしか使わないので問題ありませんが、外でも使いたい人はスマホでテザリングしないとネットが使えません。

ただ、KindleとかPrime Videoなら出かける前にダウンロードしておけばネットに繋がなくても自由に見られるので、そこまで不便でもないと思います。

生体認証はない

1万円の端末にそこまで求めるのもクレーマーな気がしますが、最近のスマホは顔認証、指紋認証があるので持ち上げた瞬間にロック解除されます。

それに慣れていると、いちいち電源ボタン押してから上にスワイプして開けるのが少し面倒に感じますね。

 

僕は家でしか使わないのでロックかけていませんが、PINかパスワードでロックがかけられます。

反射がやばい、指紋がつきやすい

これは商品の動画撮ってる時も思いましたが、画面の反射がヤバいです。

鏡かってぐらい周りの景色が見えますね。

 

一番嫌だったのがPrime Videoで恋愛映画を見ていて、画面が少し暗くなった時に映画の雰囲気に合ってないやつが写ってると思ったら反射した自分だった時ですね。

ゲームでも多いんですけど、読み込み画面とかで自分が反射すると萎えるので、ここはちょっとだけ微妙だと思いました。

まとめ

ゲームしない人にはコスパ最高のタブレットです。

僕の使い道は動画、電子書籍、ちょっとネットで調べ物ぐらいなので、処理性能も全く問題ありませんでした。

 

個人的にはタブレットならiPadが優れているのは分かっていても、ゲームとか画像、動画編集とかのクリエイティブな作業しない人がiPad買うのも宝の持ち腐れになるよなぁと前から思っていたので、ライトな使い方しかしないけどタブレット買ってみたいっていう人にはFire HD 10っていう良い選択肢があるよっていうことを伝えたいです。

 

値段も安いので自分が使うだけじゃなくて、例えば両親とか祖父母にプレゼントするっていうのもオススメです。

iPadあげて使わなかったらブチギレるし、そもそも値段高いからあげないですけど、Fireだったら箱から出してなくても別に許せるし、シニア世代だとスマホより画面大きいからネット環境が快適になって良いと思います。

 

定期的にセールやっていて1万円ちょっとで買えるので、興味あったら買ってみて下さい。

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