友人が結婚式の余興でバンド演奏の動画を上映するので、撮影から編集までを担当しました。
動画の音質を向上させるのに苦労した末にIK MULTIMEDIA iRig Pre 2を使ってみたのでレビューします。
比較音源も載せていますので、参考にして下さい。
結論、動画の音質をよくしたい人にはかなりオススメです。
iRig Pre 2を使うビフォーアフター
まず最初に音質の違いを聞いてみて下さい。
どちらもバンド用のレンタルスタジオでメンバー全員で演奏している姿を録画して、音声だけ抜き出しました。
※音量に注意して下さい。
スマホ用マイクで録音した音
こちらはZOOMのAM7で録音しました。
これも値段的に安くはないのですが、正直音質はイマイチでした。
iRig Pre 2
iRig Pre 2にスタジオで借りたSHUREのSM58を繋げました。
コンデンサーマイクでも良いかなと思いましたが、まずはどのスタジオにもあるダイナミックマイクを試しました。
僕は明らかに音質が上がったと感じました。
こちらと比べるとスマホ用マイクは音の輪郭がぼやけていて、スカスカした厚みのない音に聞こえますね。
使い方、利点
本体にコンデンサーマイクを繋いでカメラのマイクに接続するだけで使えます。
僕はデジタル一眼レフカメラにコンデンサーマイクを繋いで撮影しました。
電池駆動なのでファンタム電源が必要なマイクでも使えるのが最大の利点です。
単3電池駆動なので、もし電池がなくなってもコンビニなどで買えるのは使い勝手がいいです。
また機種にもよりますが、対応していればスマホのイヤホンジャックに挿しても使えます。
接続してゲインを調整するだけでいいので、使い方はとにかく簡単です。
ゲインが高すぎるとノイズだらけの音声になるので確認しながら使いましょう。
※Amazonなどでノイズがひどいとレビューがありますが、恐らくゲインの設定が高すぎて使いこなせていないだけです。
デメリット
マイクと繋ぐケーブルが短い
三脚などを使わずにカメラを持ちながら撮影をしていると、本体を固定しづらくなります。
固定用のマジックテープは付属しているので、三脚を使う人はそこに固定することになります。
マイクケーブルが長くてもカメラとの距離はかなり近くないと使えません。
ケーブルが外せない
カメラと接続するケーブルは外せません。
固定されたケーブルがあると持ち運ぶ時に曲がらないように気をつける必要があるので、出来れば取り外し可能にして欲しかったです。
横はモニター用のイヤホンジャックです。
結論 オススメです
個人的には大満足です。
iRig Pre 2は画質だけじゃなくて、音質にこだわりたい方にとてもオススメです。
デジタル一眼レフじゃなくてもスマホに接続するだけで動画のクオリティーが上がるので、大切な動画を作成する際に買うのがいいのではないでしょうか。
特に音楽関係の場面には最適で、バンド演奏や子供の演奏会、発表会で使えば、良い音で記録に残すことができます。