【トンデモ映画】レフト・ビハインドのネタバレありストーリー解説

めちゃくちゃな映画として有名なレフト・ビハインドのネタバレあり解説をします。

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どんな映画?

一言で言えばキリスト教の教えの一部を映像化したものです。

ただ、それを知らないと全く意味が分からないので比較的甘い評価になりやすい気がするYahoo映画でも平均が2なので相当です。

 

解説つきストーリー

超簡単に言うと、ある日突然人々が消えてしまい、世界中がパニックになるという映画です。

ただ、映画の中で消えることに関する説明が特になかったので、キリスト教の考え方を知らない人が見たら

謎のSFっぽいけど、ただつまらない映画っていう印象しか残らないので、さっきのようなヒドイ評価になっています。

 

なんで人が消えたか?

キリスト教の携挙っていう、神が救ってくれるという考え方が大元で、特に艱難前携挙っていう用語があります。

 

艱難は艱難辛苦の艱難で、辛いことといった意味です。

 

艱難前携挙の意味は辛いことがある前に神が助けてくれるという意味です。

 

なので、この映画では消える=神に救われた幸せな人々のことなんです。

ただ見た人だったら分かると思いますが、全員が救われる訳じゃなくて、消えたのは一部の人でした。

 

なぜ全員じゃないかっていうと、ちゃんと神を信じてないと救いの対象から外れちゃうからです。

だから

・純粋な子供達

 

・キリスト教にのめり込んでいたヒロインの母親

 

・浮気にドン引きしていたキャビンアテンダントの同僚

こういった疑うこと無く神を信じていて、信仰に忠実、清廉潔白な生き方をしているっていう人達は神様に認められて救ってもらえたんですね。

 

でも、浮気しそうなニコラス・ケイジとか信仰心がないヒロインとかは救われなくて、この世界に留まっている。

ここからネタバレ

ラストのこの世の終わりみたいだ、って言ったのに対してヒロインが、まだ始まったばかりよっていうのは

信仰心があった人達が一通り神に救われて居なくなったので、信仰心がない主人公達はこれからさっき言った艱難=辛いことが始まるっていう意味なんですね。

 

ストーリーの途中でも、ショッピングモールで商品を奪い合っていたり、他の場所でも強盗とか銃を持った人が居たりしていました。

あのような壮絶な争いが始まっていましたけど、あれよりもっとひどい殺し合いとか奪い合いがこれから始まるだろう、ってなってエンディングです。

面白い、つまらないポイント

今説明したキリスト教の価値観とか背景知識を前もって知らないと、ただのC級SFトンデモ映画になるので、そりゃつまらないとしか思えないだろうっていう作品です。

 

というのも、この映画の中でキリスト教の価値観とか考え方についてまともに説明してないし(アメリカ人ならある程度わかるので、しょうがないとは思うけど)

いきなり登場人物が、消えた人達は神の元に行ったんだって説明されても

気が狂っただけじゃないかとか、どういうこと?としか思えないですよね。

 

携挙とかを知っていれば、あの考え方が元でそれを映像化してるのねって分かると思いますけど、正直知ってても面白くはなかったですね。

 

アマゾンプライムビデオで無料だったから見たんですけど、劇場で見たら切れるレベルだと思いました。

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