石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~ あらすじとネタバレと感想

amazon primeで見た石つぶてというドラマが面白かったのでネタバレありであらすじを解説します。

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個人的評価

この作品の評価
演技・見せ方
(3.5)
脚本
(4.0)
メッセージ性
(3.5)
オススメ度
(4.0)

あらすじ

山一證券倒産の裏で最後まで闘い続けた社員たちの軌跡を、緻密な取材を重ね、著書としてまとめたノンフィクション作家・清武氏。

彼が新たな題材として選んだのは、2001年に発覚し、政官界を揺るがした「外務省機密費詐取事件」だった。

警視庁捜査二課に属する“石つぶて”たちが、組織に抗いながらも掘り起こしたこの事件の真相とは―。

“三悪人”と呼ばれた外務省役人たちが起こした衝撃的な悪事とは―。

(C)2017 WOWOW INC.

ネタバレありのあらすじ

佐藤浩市演じる刑事がタレコミで外務省に不正(横領、私的流用)を働いている人間がいる事を知り、ノンキャリア職員(北村一輝)の不正を警視庁捜査二課の刑事達(佐藤浩市、江口洋介)が突き止める。

仲違いや上からの圧力など様々な妨害を受けながらも捜査を進めていき、最終的に北村一輝は裁判で有罪になるが、その裏に居た内閣官房、外務省の高官は裁かれることなく逃げ切るというストーリーです。

 

タイトルの「石つぶて」は巨大な悪に立ち向かっていった、小さな石つぶてのような刑事達のこと。

 

これだけだとありきたりな題材に聞こえてしまうが、実話がベースなのでなぜか説得力があると思いました。

 

当初は外務省の予算から不正に横領していたと思われていたが、実際は内閣官房も不正に関与していて
国家ぐるみで国民に公開せず自由に使えるお金を作っていたこと
真実を明らかにしようとする二課の刑事達に必死に圧力をかける政府や警察上層部の人間達とのぶつかり合い
最終的に刑事が望んだ罪ではなく、上層部が納得する罪状でしか起訴することが出来ない
政府もグルだったのに、北村一輝だけトカゲのしっぽ切りのような形でうやむやにされたこと などなど
※これはノンフィクション作品なので当たり前かもしれませんが
北村一輝演じるノンキャリアは裁判で裁かれましたが、裏で美味しい思いをしていた政府や外務省高官は明確な罰を受けることなく物語が終わることなども、安っぽいドラマとは違って良いなぁと僕は思いました。

ネタバレありの感想

ストーリー的には悪いことをしている人を捕まえるので、どんでん返しのようなものはなく想像したとおりに進んでいきます。

 

官僚のドラマや映画でよく描かれる、トカゲのしっぽ切り的なエンディングもあります。

ですが、見せ方が重厚なので結末がなんとなく分かっていても楽しめるので

個人的には結構面白かったです。

こんな人にオススメ

・警察ものやノンフィクション作品が好きな人

・権力に立ち向かう構図が好きな人

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・ザ・シークレットマン 権力に立ち向かう系

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

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