Adobe Auditionの使い方を調べていて、特定の雑音を消す凄い機能があったので解説します。
これはPremiere Proなどでは使えない方法なので、Audition単体の機能です。
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特定のノイズとは?
雑音が特定の音であれば、Auditionを活用すれば気にならないレベルまで消すことが出来ます。
全体的なノイズはクロマノイズ除去やリバーブ除去で目立たなくなりますが
・録音中にスマホが鳴った
・家の前をバイクが通った
こんな場合は仕方なくやり直すことがほとんどですが
下記の方法で目立たなくすることが出来ます。
具体的なやり方
雑音を録音
まず特定のノイズ=雑音を録音します。
例えばスマホの着信音が入ってしまったなら、その音を録音して
エフェクトからサウンドモデル分析をします。
Auditionにどのノイズを消せばいいか学習させる作業です。
サウンド除去(プロセス)を適用
その後、雑音が入ってしまった音声ファイルにサウンド除去(プロセス)を適用します。
そうすると特定の雑音だけ小さくすることが出来ます。
先程学習したノイズを取り除く作業です。
細かい調整
しかし適用させただけでは限度もあるので、項目の拡張抑制で更に細かく調整することが出来ます。
※数値を上げすぎる=やりすぎると声がおかしくなります。
よく聞かなければ雑音がわからないレベルになったらやめた方が良いと思います。
活用する場面
自分で録音し直せるのであれば、正直やらなくてもいいかもしれません。
ですが講演会などの既に撮影・録音が終わっている場合はそうもいかないので、この機能で極力目立たなくするのがいいと思います。
マイクの入力に失敗する方はこちらの記事を読んで下さい
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