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トランス・ワールドの評価が高かったのでレビュー
個人的評価
あらすじ
森の中に迷い込んだ3人の見知らぬ男女を待ち受ける奇妙な運命を描いたサスペンスミステリー。
とある森の奥深く。夫とドライブ中にガス欠に陥り、ガソリンを買いに行ったまま戻ってこない夫を探していたサマンサは、1軒のキャビンにたどり着く。
するとそこに、同じように車のトラブルに見舞われた青年トムが出現。さらに、今度はジョディという女がやって来る。
ジョディは恋人と強盗をしてきたばかりで、なぜキャビンにたどり着いたのかわからないという。
3人は助けを求めに森を出ようとするが、いつの間にか同じキャビンに戻ってきてしまう。
さらに、3人がやって来たのはそれぞれ別の場所や時代であることが判明する。
https://eiga.com/movie/82508/ より引用
ネタバレありのあらすじ
超要約すると、この3人は家族で
運命を変えるためにトランス・ワールドに居る
3人がやって来たのはそれぞれ別の場所や時代であることが判明する。
別の時代というポイントですが、この3人の関係性は
サマンサ ジョディの母 妊娠中
↓
ジョディ トムの母
↓
トム ジョディの息子
3人とも20代?の年齢の時に同じ世界に迷い込んだという設定
祖母と孫が同じ世界に存在しているのは現実世界でもありえますが、同じような年齢で存在するのがトランス・ワールド
途中から第4の男が登場
物語の中盤以降に第4の男としてドイツ人が登場します。
この男はサマンサの父、つまりトムの曽祖父
運命を変える
運命を変えるためにトランス・ワールドに来た3人ですが
じゃあ何をすればいいのか?というと
この第4の男を救うことでした
なぜ命を助けなければいけないのか?
答え 曽祖父が死ぬと全員が不幸な目にあうから
サマンサ 曽祖父が死ぬとジョディ出産の時に死ぬ
ジョディ サマンサが死ぬと虐待されて育ち、死刑囚になってトムを産んで死刑執行で死ぬ
トム 生後4日で養子に出される、養護施設の神父に虐待されて育ち 復讐するために親父を殺して自殺する
つまり曽祖父が死ぬと、その後の子孫が連鎖的に不幸になっていくので
その根本の原因を無くすために行動する
映画のエンディング
映画の途中で防空壕が出てきて
曽祖父をそこに入れることで死ぬことを回避したエンディングはサマンサとジョディが幸せに暮らしているシーンでした。
トムが産まれない理由
上記のように、運命を良い方向に変えたのに
トムは最後まで出てきませんでした。
理由として考えたのは
・自殺がキリスト教でタブーだから
サマンサは敬虔なカトリックっぽい描写がある
・物語をスタートさせたのがジョディだから
運命が変わったのもジョディまで?
似ている映画
最初の強盗の描写
・俺たちに明日はない
・パルプフィクション
全体的なストーリー
・バタフライエフェクト
・ドニー・ダーコ