技適のないガジェットは以下の文章を目立つ場所に書かないといけないらしいです。
https://exp-sp.denpa.soumu.go.jp/public/
この無線設備は、電波法に定める技術基準への適合が確認されておらず、法に定める特別な条件の下でのみ使用が認められています。この条件に違反して無線設備を使用することは、法に定める罰則その他の措置の対象となります。
Appleでもまだ発売していない最新イヤホン、AirPods Pro4を買ったのでレビューします。
というのは冗談で、中国製のAirPodsそっくりの偽物を紹介します!
値段は送料込新品で570円でした、AliExpressの送料込数百円の商品って一体どうやって利益を出しているのでしょうね?
どう考えても送料だけで赤字になる気がしますね。
見た目、値段
見た目はこんな感じで、どう見てもAppleのAirpodsを意識したデザインでケースは青いテープで巻かれていました。
街でこれを耳に着けている人がいてもパチモンだと気づく人はほぼいないでしょうね。
この商品ページにはPro4 AirPods型って書いてあったので、あくまでAirPodsではありません。
じゃあどこの商品なのかというと、説明では
Xiaomiのチェーンブランドで、Xiaomiのエコロジカルチェーン製品に属しているが、Xiaomiのロゴはありません。
要するに全く分からないですね。
AppleのAirPodsをXiaomiがパクったように聞こえますが、恐らくXiaomiは関係ないと思うので、AppleをパクったようなXiaomiをパクった無名の中国メーカーが作った商品なんじゃないかと推測しています。
なにが真実か分かる方はコメントで教えてください。
接続、音質
接続は拍子抜けするぐらい簡単でした、ケースの後ろにあるボタンを押したら青い光が点滅してペアリングモードになったので、設定から接続すればOK。
音質なんですが、リアクションに困るぐらい普通の音です。
昔のiPhoneに付属してた有線イヤホンに近いような、誰もが聞いたことあるノーマルな音です。
もちろん本家のAirPodsと比べたら大きく劣ると思いますが、中国産の詐欺商品だから絶対買わない方が良いとは言えないレベルです。
というか、このクオリティの音質が普通でタップ操作もできる完全ワイヤレスイヤホンが500円ぐらいで買えるなら普通にオススメです。
値段が安いので無くしたり壊しても全く凹まなくて済みますよね。
耳にひっかける感じのイヤホンなので、イヤーチップとかは存在しませんが、そのおかげか長時間使ってみても全く耳が痛くなりませんでした。
バッテリー
1時間使ってみましたが、バッテリーは30%減ったので結構減りは早いですね。
ここらへんは値段なりって感じです。
ただ、接続が不安定になったりとか使いづらくはありませんでした。
ちょっとツボったのが、充電ケースはType-cじゃなくてライトニングで充電します。
偽物なのに、ここだけはすげー謎のこだわりですね。
AliExpress以外でも売ってた
あと個人的にこれはアウトだろって思ったのが、同じものがYahooショピングで2万2,800円で売られていたことです。
これ絶対勘違いして買わせようとしてますよね、一応気をつけてください。


まとめ
安い中国製品では当たり前なのかもしれませんが、技適マークがありませんでした。
というか、箱にはPro4としか書いてなくて型番みたいなのも何も書いてありませんでした。
これをレビューするためにわざわざマイナンバーカードを取得して、総務省に実験の届け出をしました。
無駄に手間がかかりましたね。