2022年9月1日から中国語の勉強を始めたさじべえです。
今回は僕が勉強を始める際に最初に買った単語帳、台湾華語単語 はじめの1000 を紹介します。
超オススメなので、参考書選びで迷っている方や中国語の勉強を始めてみたい方は参考にしてください。
台湾華語 つぎへの1400 をレビューした記事はこちら
良かったポイント
TOCFLの範囲でStepごとに分けられている
この本はStepが3つに分けられています。
Step1 1~330まで
Step2 331~512まで
Step3 513~1003まで
なぜかはじめの1000なのに単語は1003まであります。
TOCFLの合格に必要とされる単語数はA1は500個でA2が1000個なので、時間がなくてとりあえずA1に合格したい人はStep2まで覚えればOK。
A2を目標にする方は最後まで覚えるようにすれば良いので、非常に分かりやすいですね。
ナレーターが台湾出身
コロナの影響でいつ中華人民共和国に行けるか全く分からないし、変異株などが発生すればロックダウンも考えられる状況です。
僕は語学留学に行きたいと思ったので、台湾華語とも呼ばれる台湾の中国語を勉強していくことにして、それなら台湾出身のナレーターの方が良いかなと考えました。
簡体字、大陸で使う語彙の記述もある
コロナなどでなかなか難しいかもしれませんが、将来的にHSKを受験して奨学金をもらうことが出来ればあまりお金をかけずに1年留学することが出来ます。
この本だと繁体字と簡体字で表記が異なる場合は下に小さく簡体字が表記されています。(ピンインが異なる場合にはピンインも)
あと自転車やタクシーなどの使われている単語が違う場合にも説明があるので、これまで簡体字で勉強した経験がある方でも移行しやすいと思いました。
微妙なポイント
使っていて「う~ん」と思ったポイントを紹介します。
基本的には満足だったので、慣れれば全く問題ありません。
赤いシートで隠せない
英単語帳もそうですが、赤いシートで単語や意味を隠して覚えていく方法は多くの人がやっていると思います。
しかし、この本は例文の中にある単語だけが赤文字になっているのであまり赤いシートで隠す意味がありません。
著作権的にアウトな気がするので中身の画像は載せられませんが、Amazonなどで試し読みしてみてください。
ナレーターが途中で切り替わる
説明がなくStep3からナレーターが切り替わりました。
個人的には最初のナレーションの方が聞き取りやすかったので、「ん?」という感じになりました。
最初は微妙かなと思ったのですが、多くの人の発音をまんべんなく聞き取れたほうがリスニングの上達に繋がるとポジティブに考えて取り組めば大丈夫です。
音声が抜け落ちている箇所がある
トラック番号71の626の日本語が抜けています。
追記 一応出版社にメールしたら対応してもらえたのでこれ以降にDLする方は問題ありません。
オススメの勉強方法
この単語帳を使ったオススメの勉強法は音声トラックをシャッフルして聞くことです。
1周目は初めから順番に覚えていけばいいと思いますが、2周目以降はリスニングを中心にして、ランダムで音声を流してクイズ形式のように暗記していくのが良いです。
1000個全ての単語を一周してからではなくて、自分がやった範囲を随時プレイリストに足していくのがオススメです。
僕のやり方は、音声をシャッフルで流して口で単語の意味を言いながら、漢字とピンインを書いています。
元の音声は中国語の後に日本語の意味が流れるので、その前にフライングで意味が言えるまで繰り返し覚えます。
漢字に関しては、日本語と書き方が全く同じものはスルーしてピンインだけ書いています。
これを何周かしていると大体の意味、漢字、ピンインが覚えられますが、どうしても忘れやすい単語も出てくるので、あとはそれらをまとめて覚えたらOKです。
間違える回数が多いトラックをまとめてプレイリストを作って暇な時に繰り返し聞くのも良いと思います。
追記 この単語帳を大体覚えて過去問解いてみた結果
単語帳を3周したのでTOCFLのHPで公開されているBandAの3つ目の過去問をやってみました。
1つ目よりも難しかったですね。
結果
リーディング 40/50 15/15 15/15 8/10 5/10
リスニング 36/50 8/10 14/15 12/15 2/10
正解した数を得点に直すと
※80点満点です
リーディング 64点
リスニング 54点 合計118点でした。
単語だけ覚えても意外と解けるものですね。
ただ、リスニングは単語帳のスピードよりだいぶ早いので相変わらず大変です。
まとめ
台湾華語単語 はじめの1000はこんな人にオススメです。
・これから中国語の勉強を始める
・台湾に旅行に行って簡単な会話をしたい
・TOCFLのBand Aを受験したい
TOCFL Band Aを初めて受験した感想を書いた記事はこちら
台湾華語 つぎへの1400 をレビューした記事はこちら