2022年9月1日から中国語の勉強を始めたさじべえです。
僕がはじめの1000 の次に買った単語帳 台湾華語 つぎへの1400を紹介します。
参考書選びで迷っている方や中国語の勉強を始めてみたい方は参考にしてください。
はじめの1000の紹介はこちら↓↓
概要
基本的に内容ははじめの1000と変わりません。
TOCFL Band Bの1に必要な単語数が2500なので、はじめの1000と合わせてB1取得を目指す人向けの単語帳です。
台湾華語やTOCFL向けの単語帳は特に数が少ないので、B1レベルまでは実質これしか選択肢がありません。
かといって内容に大きな不満があるわけではないので、中国語初心者~中級者はこの2冊でボキャブラリーを増やしていくことがオススメです。
良かったポイント
はじめの1000と被ってる部分もあります。
単語数が多いので少し分厚いですね。
TOCFL B1の対策になる
B1の単語数が2500なので、はじめの1000と合わせて使うことで必要な語彙を覚えることができます。
Step1 名詞 692語
Step2 形容詞 148語
Step3 動詞 436語
Step3 副詞など 143語
合計 1,419語
単語数は1500より微妙に少ないですね。
ナレーターが台湾出身、スピードが速くなった
TOCFLを受ける人はほぼ100%台湾に留学か旅行に行きたい人だと思うので、ネイティブの発音で学習していくことができます。
また、はじめの1000では入門書ということもあってか音声のスピードはゆっくり目でした。
このスピードに慣れていると、TOCFLの過去問をやった時にかなり速く感じて焦りました。
しかし、今回は音声のスピードも上がったので例文の聞き取りをすることが単語の暗記とリスニングの練習にもなって一石二鳥です。
簡体字で使う語彙の記述もある
繁体字と簡体字が異なっている場合には、簡体字も記載されています。
コロナなどでなかなか難しいかもしれませんが、将来的にHSKを受験すれば奨学金をもらうことが出来ます。
そうすれば正規課程ではありませんが、あまりお金をかけずに1年間中国の大学に留学することが出来ます。
※正規課程もありますので、詳しく知りたい方は下のリンクから調べてみて下さい。
https://www.hskj.jp/koushigakuin-syougakukin_ryuugaku-program2022/
この本だと繁体字と簡体字で表記が異なる場合は下に小さく簡体字が表記されています。(声調記号も)
練習ドリルがある
はじめの1000にはありませんでしたが、これには練習ドリルが用意されています。
リンクはこちら https://www.ask-books.com/978-4-86639-441-1/
これを活用することで単語を暗記できたかの確認テストが効率的に行なえます。
微妙なポイント
使っていて「う~ん」と思ったポイントを紹介します。
基本的には満足だったので、慣れれば全く問題ありません。
索引がなくなった
はじめの1000では日本語の意味別に索引があったので、簡単に調べることができました。
ですがつぎへの1400では索引がなくなって不便になりました。
PDFファイルは公開されています→https://www.ask-books.com/pdata/94411/ASK_Kagotan2_index.pdf
ただしピンインのアルファベット順になっているので、日本語の意味別に探すことは非常にめんどくさいです。
PCならCtrl+Fで簡単に探すことができますが、PCがない時にスマホでいちいち探すのは大変になりました。
赤いシートで隠せない
英単語帳もそうですが、赤いシートで単語や意味を隠して覚えていく方法は多くの人がやっていると思います。
この本は例文の中にある単語だけが赤文字になっているのであまり赤いシートで隠す意味がありません。
著作権的にアウトな気がするので中身の画像は載せられませんが、Amazonなどで試し読みしてみてください。
オススメの勉強方法
この単語帳を使ったオススメの勉強法は音声トラックをシャッフルして聞くことです。
1周目は初めから順番に覚えていけばいいと思いますが、2周目以降はリスニングを中心にして、ランダムで音声を流してクイズ形式のように暗記していくのが良いです。
僕のやり方は、音声をシャッフルで流して口で単語の意味を言いながら、漢字とピンインを書いています。
元の音声は中国語の後に日本語の意味が流れるので、その前にフライングで意味が言えるまで繰り返し覚えます。
漢字に関しては、日本語と書き方が全く同じものはスルーしてピンインだけ書いています。
これを何周かしていると大体の意味、漢字、ピンインが覚えられますが、どうしても忘れやすい単語も出てくるので、あとはそれらをまとめて覚えたらOKです。
間違える回数が多いトラックをまとめてプレイリストを作って暇な時に繰り返し聞くのも良いと思います。
勉強時間
この本は見開きで9単語が載っていて、音声トラックは1つ1分30秒ほどの長さです。
ですので、15分あれば90個分の発音と例文を聞くことができます。
1日15分で90個分の復習ができると考えておけば、学習計画も立てやすいのでオススメです。
まとめ
台湾華語単語 つぎへの1400はこんな人にオススメです。
・TOCFLのBand B1を受験したい
・台湾に旅行に行って会話をしたい