プロミスト・ランド あらすじとネタバレと感想

個人的評価

この作品の評価
演技・見せ方
(3.5)
脚本
(4.0)
メッセージ性
(4.0)
オススメ度
(4.0)

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あらすじ

 

寂れた田舎町のマッキンリーを訪れた大手エネルギー会社の幹部候補スティーヴ(マット・デイモン)

そこには良質のシェールガスが埋蔵されており、不況に苦しむ農場主たちから安値で採掘権を買収する交渉のため同地に来たのだった。

住民を簡単に説得できるともくろんでいたスティーヴだったが、思いも寄らぬ障壁が立ちはだかり……。

シネマトゥデイ

 

この作品はマットデイモンが製作、脚本に関わって主演している作品だそうで

グッドウィルハンティングからマットデイモンがなんとなく好きなので楽しみでした。

ネタバレありのあらすじ

寂れた田舎町のマッキンリーを訪れた大手エネルギー会社の幹部候補スティーヴ(マット・デイモン)

 

 

そこには良質のシェールガスが埋蔵されており、不況に苦しむ農場主たちから安値で採掘権を買収する交渉のため同地に来たのだった。

 

住民を簡単に説得できるともくろんでいたスティーヴだったが、思いも寄らぬ障壁が立ちはだかり……。

 

超簡単に要約すると 思いもよらぬ障壁 というのは環境保護団体の活動家のこと

 

大まかなストーリーの流れ

 

 

主人公(マットデイモン) が地下に存在するシェールガスを採掘するために

田舎のさびれた町にやってきて、住民たちに採掘権の契約を勧める(その金額は大企業側に買い叩かれているけれど、それでも住民側には信じられないぐらいの大金)

 

主人公は経済的に厳しい状況にある住民たちに良いことばかり伝えているので

進んで契約する住民も少なくないが

住民説明会で採掘方法の問題点を指摘する人が現れたりして、このまま契約して良いのだろうか?と不安になる住民も出始める

 

そんな時に 思いもよらぬ障壁 が現れる

その環境活動家は過去に自分の農場が採掘権の契約をしたことで環境が破壊されたので

住民たちにネガティブなことを触れ回っていき、反対派のリーダー的存在になる

 

中盤から終盤まではずっと主人公と活動家との張り合いというか、お互いのネガキャンが続く

 

そして住民投票の前日に 会社から活動家の男が嘘をついている証拠が送られてくる

 

主人公は活動家に勝利宣言をしに行くと、何故か主人公の話していない出身の話をされる

そこで主人公が問い詰めると

 

実は活動家の男も、主人公と同じ企業から派遣されてきたエージェントで

反対派のリーダーとして立ち回り、前日に嘘をばらして逃げることで

反対派住民の不信感をあおり、賛成側の住民投票の勝利を決定づけるために来たのだと知らされる

 

ここで終わればただのミステリーだけど、そうはならず

 

主人公は住民投票で、活動家の男も企業から派遣されていると真実を告白する

当然主人公は会社から首になる

 

そして町に来て住民に契約を勧めながらいい雰囲気になっていた独り身の女性の家に行くところでエンディング

 

補足情報

 

主人公は大企業から来ているエリートだけれど、自身もさびれた田舎で生まれ育ったことから

住民への採掘権の契約は、決して金だけが目的ではなく

活力を失った地方が再生する唯一の道であると信じている===自分は困っている人の助けになっていると思っている

 

だから単純に主人公が良い悪いの二面性で語ることは出来ない

 

日本人の感覚だとちょっと分かりづらいかもしれないけど

アメリカの大学の学費が超高いこともあって、住民たちは子供を大学に行かせることも絶対出来ないような、日々食べていくだけで精一杯

だから子供がいる人は契約に前向き

 

ネタバレありの感想

 

これは大企業の怖さと地方創生、環境破壊など様々なテーマが組み合わされていますが

それを上手くまとめてある良い映画だなと思いました。

 

レビューにも書かれていましたが、環境破壊などのテーマがあるのに

説教臭くなったり、しょぼいお涙頂戴劇になっていないのが凄い

 

日本でこういう映画を取ったら大企業側が悪で住民が正義という風に描かれてしまいそう

 

日本でも今現在、過疎地域、限界集落や空き家がかなり増えてきていて

少子化の影響で今後も増えていくでしょう

 

田舎に移住したいという人もコロナの影響で増えてきていますが

それよりも地方から都会に来る人の方が多いので、結局地方の自人口流出は止まりません。

 

自分がそんな町に住んでいて、環境破壊に繋がるかもしれないけど

採掘権の契約をすれば1億円払うと言われたらどうするかな? なんて考える良い題材になりました。

 

日本に地下資源なんてないだろうと思う方も多いかもしれませんが

個人的には地熱発電が一番この題材に近いものになるだろうと感じました。

 

というのも、日本には活火山が沢山あるので再生可能エネルギーの中では地熱発電が最も現実的だと言われています。

しかし、普及率が上がらないのは地熱発電が可能な地域には

その熱で温められた温泉が既に存在していて、地熱発電の工事をすることで

温泉が出なくなることを住民が恐れていて、工事に反対されることも多いからだそうです。

 

その時に、住民側に立つか企業側に立つか

それを考えるだけでも、地方創生とは何か? を考えることに繋がると思います。

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